手のコンディショニング

2022.10.28

６０代　女性

前腕骨折後、５か月間手関節に対するリハビリを整形外科で行っていたが、期限のためリハビリ終了。その後も手指があまり動かないため来院。

手関節の可動域制限がかなり強く、可動域５０％程度。物がまともに持てない状態でした。

皮膚の光沢が強く、皮膚・筋膜等軟部組織の滑走もかなり悪い状態。

コンディショニングでは、滑走不全改善と前腕～手指のアライメント（位置関係）を整えました。

また、循環障害に対するアプローチもしました。

初回のコンディショニング後のクライアントさんの感想として、

『今まで、他人の手のような感覚だったけど、なんか自分の手になった感じ！』

とびっくりされてました。可動域も７０％程度まで改善しました。

セルフケアをいくつか説明し、次回の来院は２週間後に来て頂きました。

２週間後の来院時には、手の血色がかなり改善され、可動域もさらに良くなってました。

なにより、『手を動かすときの感覚がロボットみたいだったのが、ちゃんと手になってきたのよ！』

の言葉が印象的でした。

その後も経過は良好で、どんどん手の状態は改善しており、『～ができるようになったのよ！』

という言葉が増えていて、自分もすごくうれしく思います。

青森は寒さも厳しく、手を酷使して、手のこわばりや可動域制限がある女性が多い印象を受けます。

手のこわばりや可動域制限は、肩甲帯の動きを制限し、姿勢や日々の動きにも悪影響を及ぼすことが多いです。

手の動きや痛みで困っている方は、一度ご相談ください。